【中学受験直前】やって良かった！と思える受験を目指して

2025年1月12日2025年1月23日

中学受験は、ご家族にとって大きな分かれ目となる出来事ですよね。その経験を「やって良かった！」と心から思えるものにするためには、合格以上に大切な視点があると思います。今回は、その視点についてお伝えしていきたいと思います。

最後まで読んでいただけたら嬉しいです。あと少し頑張りましょう！

「やって良かった！」の本当の意味とは？

中学受験では、たくさんのご家庭で「合格すること」を目標にしていると思います。ですけど、「やって良かった！」と心から感じるためには、合格することではないと思うんですよね。

実際には、合格したとしても、その後の中学生活で「中学受験より辛い」と感じて、学校に行けなくなってしまうこともあるのが現実です。

真の「やって良かった！」とは、受験を通じて得た努力や成長、自分自身を賞めることができる経験を指しています。そのためには、最後の入試日までの過ごし方がとても大事になってくる気がします。

受験勉強の日々や超えてきた壁の数々――それらが集結されるのが、入試直前の数日間です。この期間をどう過ごすかが、受験全体の充実感に大きな影響を与えます。

一番大切なのは「入試当日、志望校の門を、お子さんが心身ともに元気な状態でくぐること」です。
つかれきったり、プレッシャーで心が折れたりしていては、せっかくの努力が十分に発揮されません。残りの期間では、お子さんの健康と心の安定を最優先に考えましょう。

直前期における親の役割は、お子さんを信じること。特に、次のような点を意識してみてください：

親が「この子なら大丈夫」と信じる姿勢は、お子さんに安心感を与えます。お子さんの努力や成長をしっかり見つめ、無条件に応援することが大切です。

もし最初の入試の感想が良くなかった場合は、一番信頼している先生に相談しましょう。専門的なアドバイスを受け、何が原因かを冷静に分析することで、次の試験への準備が整ってきます。

心身の健康が何よりも大切です。体調を崩さないよう、食事や睡眠に気を配りながら、リラックスできる環境を整えましょう。

中学受験を「やって良かった！」と思えるものにするためには、合格という結果だけではなく、最後まで全力を出し、自分を信じられる経験が必要です。特に入試直前の数日間は、お子さんの成長を支え、元気な状態で試験に臨めるようサポートしましょうね。

「我が子を信じる力」は、親にしかできない最高のエールです。この期間を大切にし、受験当日を迎えましょう！